流産をしないために

流産を繰り返す女性が増えています。

流産は受精卵の染色体異常がその原因がほとんどですから、それを母になるはずだった自分のせいにして自分を責める必要は全くありません。

人間も地球上で生きる動物の一種ですから、自然界のルールの中で生命力が足りない遺伝子が残れない様になっている仕組みが「流産」なので、受け入れるしかないのです。

「もっと注意深く生活していれば…」

など

「あれがいけなかったのか?」「これがいけなかったのか?」と原因を探したくなるお気持ちは十分に察することができますが、事実はそういうレベルの問題ではないことがほとんどなので、着床にまで至れる能力のあることを教えてくれた小さな魂に感謝して、自信を持って次のチャンスに備えて頂きたいと思います。

それとは別の次元で、流産を繰り返す場合、漢方医学的には大きく分けると卵子の質が良くならない傾向と、子宮内膜などでの血液の流れの滞りが起きやすい傾向を改善して、次のチャンスに挑む必要があることを知って頂ければと思います。

低温期の体温が36.0度を下回る女性、または36.5度を上回る女性、高温期の体温が36.7度を越えられない女性、低温期が20日以上続く女性、高温期が11日以下しか続かない女性、排卵期の体温上昇がダラダラとゆっくりしている女性、生理になっても体温が低温期のレベルになかなか下がらない女性、生理前の様々な深い症状が酷い女性、頭痛・肩こりがひどい女性、性交痛や排便痛が排卵期や生理期近くに起きる女性。

これらはすべて漢方で改善が可能です。

冷え又は、血液の流れの改善を行って、卵巣・子宮の環境を整えましょう。

お気軽にご相談ください。

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